1987.3.17 朝日 「集団予防接種見直せ] 女児の事故で茨木市会追及
茨木市内の小学校五年の女児がインフルエンザワクチン接種後、重症になった問題で、16日、茨木市議会では 山下慶喜議員(社)が「危険で効果のない集団接種を見直すべきではないか」とただした。山下議員は、「効果がないものに3千100万余円の予算を使っているのは行政のあり方としてどうか」と追及。そして、「子供の健康を第一に考えるべきだ。見直ししない限り、茨木市も共犯者ではないか。せめて接種を受けるかどうか、親の意向を聞くように改めるべきだ」と述べた。 これに対し重冨市長は「府や厚生省にも直接出向き、対応策を訴えたい」と答えた。
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