少数が多数を支配する階級社会を実感する

 春本番、新緑の好季節を迎えています。皆様いかがお過ごしでしょうか。

中条、三島など公立保育所の民営化や戦争の法体系である国民保護関連条例が市議会の焦点となり、加えて辻元さん・西谷さんの講演会、社民党、みどり・市民派の人たちと力を合わせた (仮称)いのちと平和の近畿ネット、更に新社会党10周年の大会が重なりあわただしい日々を過ごしましたが、おかげ様で元気に活動を続けています。

 さて日刊ゲンダイは「期待し裏切られたのも知らず、いまだに小泉改革を支持している50%の無知な庶民と煽り続ける御用学者とマスコミ人の亡国的行動を許していていいのか」(4/21)、「問題の国民投票法、教育基本法改正、共謀罪の新設などなど、まともな討議もなしに次々強行されたら、この国のマトモな庶民は自由に生きてはいけない」(4/20)と今の政治を嘆いています。 

 庶民の抵抗を弾圧するために盗聴と密告をそそのかす共謀罪で、超警察国家をもくろむ自・公政権。権力と富の集中しか頭にない卑しき者たちに愛国や道徳を口にする資格はありません。日本は階級社会だとつくづく実感していますがいかがでしょうか。

2006年4月 「お元気ですか」 掲載