長らくご無沙汰しています。政治の激動に合わせ、「元気」も頻繁にと思いつつ6月になってしまいました。申し訳ありません。

 

  さて、社会党、さきがけが政権から離れ、 羽田政権は6月までとささやかれる中で、 「次期総選挙を中選挙区でやるのは政治改革つぶし、小選挙区制でやるべき』と社会党最右翼の新政策懇話会やデモクラッツの議員も加わり永田町で署名が始まっていますが、なんとも恥ずかしいかぎりです。

 

 小選挙区並立制など、今回の4法案が政治を良くすると思っている人がいるなら、私は公開討論会でも何でも受けて立ちます。 大きな政党、党執行部がますます権力を握り、国民の意思をゆがめ、新しい政治勢力は徹底して排除、金持ちしか立候補できない選 挙法は悪法そのもの。これで「改革」だと議員が居直るのなら、主権者たる国民は落選の二文字で応えるのが民主主義というもの。主権者としての奮起が求められています。

 

「お元気ですか」 111号 −1994年6月-