節操なき議員達を恥じる

 

 山花氏が委員長選挙において締切日を守らず、談合で候補者の一本化をすれば、党の閣僚も小選挙区並立制を推進、自衛隊、原発、日の丸・君が代の容認と小沢戦略に乗って支持率低下を招いています。

 

 地方議員にも大勢順応のなれあいが体質になり、何の恥じらいもなく小選挙区反対から賛成に転向する諸君 もいて大政翼賛会前夜の感があります。 社会党に20年近く席を置いている者として、節操なき輩が跳梁蹟雇し、政治不信を招いている現状を心から深くおわびする次第です。ただ護憲派・市民派議員、良心的な党員や活動家を中心に民主主義を破壊し、弱者を切 り捨てる小選挙区並立制に反対し先進的な平和憲法を守ろうとの運動も強まっています。

 

  私はこのような人々と一緒に、護憲、民主、平和、人権の深化と拡大、労働者の生活と権利の強化、 反原発など環境保護、南北問題の解決などだれでも分かるはっきり した理念を掲げ、相乗り翼賛密室政治と無縁の清新な党を目指したいと考えています。

 

「お元気ですか」通巻109号 −1993年秋