山花・赤松は社会党を滅ぼすのか

 

 例年になく雨の多い夏となっていますが、 皆様お元気にお過ごしでしょうか。

 

 さて社会党中央が腐敗に目をつむり、基本政策を自民党寄りにゆがめ、しかも政権に入るためなら今まで大反対の小選挙区並立制にまで賛成という無節操ぶり。党支持者の方からも怒りと不信の声が相次いでいます。

 

 都議選大敗北に続き、総選挙でも結党以来の大惨敗。しかも並立制になれば社会党は30 〜40議席に激減との試算もあり、「山花・赤松執行部は社会党を滅ぼすつもりか}と党内からも激しい批判、大激論必至です。敗北の原因と責任を明らかにしないまま座る大臣のイス。どんな気持ちで座るのでしょうか。

 

 自民党と真正面から対決しての敗北なら、 まだしも、労働貴族に堕した連合・山岸氏や腐敗三人衆の小沢氏の策謀にのって自滅する愚だけはごめんこうむりたいものです。 保守二党につながる小選挙区並立制に反対 し、平和・民主・人権の憲法を活かし、弱者を大切にし続けることが一社会党員の役割だと考えています。

 夏本番、どうかご自愛を。

 

「お元気ですか」通巻108号 −1993年夏