兵庫・川西市政の混乱
まだまだ貧しい高齢福祉

 

▼市長選挙で市議を買収して当選した市長がついに辞職に追い込まれ、市議会は自主解散、前市長も収賄で逮捕され、川西市政は混乱の極に達しています。前市長の長期政権の中で議会が行政と慣れあい、行政をチェックする機能を無くしたことが腐敗の根源であることは論を待ちません。与野党を問わず是々非々で議案を審査することが議会に求められています。

 

 ▼敬老会に出席したり、市内老人福祉施設を見学したりしている最中に、一つの供覧文書が私の席に届けられました。市民の方が新聞に掲載された投書を見て欲しいと持ってきたものです。「年金、医療とまだまだ安心して老 後を過ごせるようになっていない』と政治の貧困を嘆いたもの、また見舞いにいったら 「おなか一杯食べたら排泄の手伝いをしてく れる人に迷惑がかかるから小量しか食べなどというお年寄のことばに敬老の日だけでなく日頃のいたわりを訴えた投書でした.西欧に比べまだまだの感がありますが、茨木市の施策を今号で紹介しています。ご利用してもらえたら幸いです。

 

「お元気ですか」14号 1990年10月