1986年を振り返って

  

 ジングルベルにせかされるのもあとわずか。昨年を振り返ってみた我が家の一年。

 家族五人で菜の花とルーピンのイエローがまぶしい春の鹿児島に帰りました。久しぶりの帰郷で両親と一緒に指宿まで。めったにしない親孝行でした。

 子供三人は一才から五才になりました。手のかかる時期です。しかし親としては一番幸せな時かも知れません。妻は働き続ける条件がみあたらず育児休暇が終わる頃保母を辞めました。当面は子育てに専念となりそうです。カゼをひくことぐらいでみんな元気に過ごすことができました。平凡ですが健康は何よりもの宝物です。

 国鉄の分割・民営化は国労潰し。多くの仲間が悩みながら、抵抗を続けています。茨木でのハンスト。地域の仲間が数多く駆けつけ、激励。私も泊まり込みました。

 個人的には中国安慶市への訪問、多くの友人ができました。二月の議会役員選挙で監査委員に。平均すれば一週間の内一日時間を取られたものの、市役所の仕事がよく分かり勉強になりました。

昨年はまた、多くの恩人がなくなりました。安らかに。合挙。

 

1987.1.1 社会新報号外より