にわかに高まる軍備増強論に納得できない人が多いのではないだろうか。
「他国に侵略せず、ただ守る」と自民党、民社党は言うが、戦場は日本国内になる。太平洋戦争で沖縄が戦場になり住民の三人に一人が殺された。日本の軍隊は沖縄の住民がスパイだと言って殺したのだ。自国の国民を殺すのはお隣の軍事政権だけではない。軍人が好き勝手できる世の中は過去の話だけでいい。
日本は平和外交、経済援助、学術、文化、スポーツの交流を積極的に展開し、国際平和をリードすべきではないか。
原爆被災国の我国民は敗戦記念日を迎える夏こそ平和を考え、創る習慣が必要ではないだろうか。
「ひろば」 1980年7月15日 No.2より
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