東大阪・松平選挙の勝利をめざして体を動かそう

 

 自民党はすでに白旗を揚げ、首相選出でも小泉と書いた郵政造反議員をトコトン処分するとのこと。しかも県連や支部の運営、改廃も中央で決めるらしい。反対派に対するこの粘着質的ないじめ、背筋の凍るような薄気味悪さを感じる。造反議員の信念に期待するほうが愚かなんだろう。しかしこの薄気味悪さと冷酷さは自民党内から全国民に降りかかってくるものだ。何が三位一体、地方分権だ。自分の利益にかかわるものは全て中央集権。これは自民に限ったことではない。民主はもちろん、公明党は言うまでもない。

 

 この中央集権のトップに立つ小泉氏の靖国参拝について日刊ゲンダイはこう書く。『マスコミが批判し、周囲が止めても「火に油」だ。人が止めれば意固地になる。イヤがることをワザとする。この性癖というか性格は何なのか。精神科医で作家のなだいなだ氏の診断はこうだ。「私には、子供の天の邪鬼と同じに見えます。こうした未熟な行動は、大人になると常識的判断がついてしなくなるものですが、小泉首相の場合は性格として根付いている。病気ではありませんが、田中真紀子さんが言ったように、変人です。つける薬がない分、病気よりヒドイかもしれません」』。


 自公にだまされる有権者が痛めつけられるのはこれから。しかしそれに気づく人はどれぐらいいるんだろう。ほとんどの人は自分の甲斐性がないから、運命だとか思っておしまいになるんだろう。悪人がのさばる社会の仕組みに気づいて欲しいと思うのだが、どんな風に話したら分かってもらえるんだろう。

2005年10月