東大阪・松平選挙の勝利をめざして体を動かそう

 本人や家族の意思を無視して霊魂を奉るという靖国神社の傲慢さ。魂があるとすれば靖国なんかじゃなくて、家族の住むふるさとに帰っただろう。国家とは一部支配者のこと。そんなもののために誰が死ぬかと私は思う。本人が自らの意思で命を捨てたのではなく、支配者が捨てさせた、奪ったというのが正しい。それを国家のために命を捨てたのだから、国家が奉るのは当然だと権力者はウソをつく。これでは死者は死んでも死に切れないだろう。

 天皇の軍隊は階級が一つ違えば天国と地獄の理不尽な世界 。俺の命令は天皇の命令だといって、下のものを痛めつけた。誰が「天皇万歳」などといって死ぬものか。天皇制でマインドコントロールされていたから「天皇万歳」と叫んだ兵士はいたとは思う。しかし大部分は愛する家族や身近な人のためなんだと自らを言い聞かせながら不条理な死を受止めていった。生きたい、生きたいと思って死んでいったことだろう。そう思う。

 兵士の命を鳥の毛よりも軽く扱った戦争指導者を神と奉る小泉氏の神経を私は許せない。ましてや侵略されたあげく、日本兵として死んでいった台湾や朝鮮の人々の無念はいかほどかと思う。私は原告である 。

2005年9月30日