東大阪・松平選挙の勝利をめざして体を動かそう

  

 その昔、社会党と阪神タイガースは似ているといわれていた。ともに万年第二位で、内紛が多く、なぜかインテリに支持者が多い。毎年、「今年こそは」といわれつつ、最後は「今年もか」で終わる。まだ自民党政権が盤石で、「巨人大鵬卵焼き」という言葉が健在だった頃の話である。これは『戦後史のなかの日本社会党』原 彬久中公新書(九八〇円)に対する書評の一つである。

  確かにそんな時代があって、私は大阪しかしらないが、社会党の中には阪神ファンが多かった。社会党は政権を取れないままだったが、阪神の優勝は当然の時代になったのかもしれない。

 大鵬が70年の前後、再起不能といわれた後で優勝し、「そうはいくかい」と頑張った話が立ち読みした「大相撲」にあって感動したことがある。私は今でも大鵬ファン。小泉自民の天下で、護憲陣営は逆境かも知れないが、「そうはいくかい」と踏ん張りたいものである。

 

2005年9月29日