東大阪・松平選挙の勝利をめざして体を動かそう

 民主党の公約の一番が衆院比例区の定数を80議席減らすことらしい。財政再建が目的というが、それなら政党助成金、国会議員一人当たりの4000万円を減らすのが先ではないか。自らの懐はぬくぬくのまま、比例区しか当選の可能性がない目障りな共産、社民、無所属を根絶やしにし、自民と仲良く政権を替わりばんこにするのが真の目的である。

 それだけではない。本来なら受取れる政党助成金を共産党は拒否しているが、それを山分けしているのが、民主、自民、公明である。政党助成金の総額は300億円を超えるが議員総数が減っても額は変わらない。社、共の議席が減れば、自民、民主の取り分が更に増えるのである。血税におんぶにだっこ、たかっている政党がえらそうなことを言うなと私はいいたい。

 こんな思惑を隠して比例区の定数を減らすと口にする民主党は、名前とは180度違う恐ろしい政党である。将来に不安しか覚えない庶民が収めた税金を掠め取る連中、これは民主党に限らないが、いかなる公約やマニュフェストを掲げようが、全てごまかしにしか私には思えない。財界に献金をねだり、金持ち優遇税制を一緒に推進してきた政党に鉄槌を下す絶好のチャンスが総選挙である。

 

2005年8月24日