トライ・ザ・ベスト

 

 あなた聞こえませんか。平和だと思っていたのに不景気のうらがわで軍備が増強されていく。教科書がかきかえられ、なにげない日々の動きの中で軍靴の足音が聞こえてくるようだ。戦争をにくみ、平和のためにたたかいます。あなた見すごせますか。「ひとのいのちは地球より重い」。人権がふみにじられ、人が人としてあつかわれていない現実。一人ひとりが大切にされる世の中でありたい。人権を尊重し、人間の尊厳を守ります。・・・

 

 平和や生活を脅かす中曽根内閣は・・・今までの自民党内閣とは明らかに違います。

 

  それなのに・・・。そうです。それなのに、いま、なぜ自民党なのですか。いまこそ、自民党政治にピリオドを。私はみなさんの先頭に立って闘います。

トライ・ザ・ベスト  井上一成

  大阪七区の自民党候補井上一成さんが社会党衆議院議員時代につくったパンフレットです。自民党は少しも変わっていません。「それなのに、いま、なぜ自民党なのですか」のことばはそっくりあなたに返しましょう。「俺だけじゃない」というのですか。そうでしたね。保身のために政党を変わった風見鶏は。マニュフェストだ、創憲だと耳慣れないことばで変節をごまかし、平和憲法を踏みにじりつつある民主党にもいっぱいでした。

 

  自民か民主かと宣伝する菅さん。戦争法、改憲、消費税アップ、日本経団連への資金要請は一緒、知事選も市長選も協力する友党なのに、国政選挙だけは対決ですか。そんなごまかしが政治不信をあおるのです。

 

 こんな自民、民主に子ども達の未来はありません。だから私たちは護憲勢力の力を合わせて闘います。それこそトライ・ザ・ベストで。

    2003年9月 「お元気ですか」185号