東大阪・松平選挙の勝利をめざして体を動かそう

  この夏も茨木ではこども議会が開かれました。議員は全小学校から一人ずつ選ばれ、男女ほぼ同数。選挙はありません。議員は登壇の際、議長に頭を下げ、次は議員席に、終ったらまた議員席と議長に頭を下げます。質問は一つの分野に偏らず、各部長が一度は答弁できるように振り分けられ、一言一句打合せされた質問と答弁が続きます。当然のことながら再質問はありません。ひたすら筋書き通り進み、無事終ることを誰もが期待する議会。全くのセレモニーと化したこども議会は本来のあるべき議会とは程遠い姿でなければなりません。

 

 しかし大人の議会でもこども議会同様、形式化し、緊張感を欠いた場面に出会うことはそう珍しいことではありません。東大阪では市長に頭を下げてから質問を始める議員や、職員に質問を書いてもらう議員が少なくなかったと言われています。そんななまくらな議員の存在が、職員採用から贈収賄に至るまで市政を私物化した清水市長を産んだ要因の一つと言えるでしょう。

 

  この九月には清水市長逮捕から二回目の東大阪市議会選挙が予定され、清水市政と真正面から対決し、さわやかな風を吹き込んできた松平かなめ議員が三選をめざします。清水的なものを一掃し、住基ネット、有事法制など国の押し付けと対決できる東大阪市政を築くため、しばらくは残暑も続きますが皆様のご支援をお願いします。

 

2003年9月  「新社会大阪」掲載分