自公民から議員バッジを 引き剥がそう 

 辻元前議員の逮捕で社民党を窮地に追いやる権力、そして自由党と野合した民主党がこっちの水があまいと社民党を誘う。まさに自公と民主でやりたい放題。どこからか支配層の高笑いが聞えてきそうです。

  こんな悪政をもたらしたのが、10年前の熱に浮かされたような政治改革です。国会議員は一滴の汗もかかず、血税から一人当り年間4千万の政党助成金を巻き上げ、一方で供託金を300万に引上げて貧乏人は立候補できないようにしました。貧富によって被選挙権が左右されるのは普通選挙にも反し憲法違反です。何たる悪行か。

 民主党は戦争のための有事法に賛成し、昭和天皇が生まれた日を祝日とする法案にも反対から賛成に変わりました。生まれによる貴賎など民主主義と最も相容れないもの。民主が本物なら天皇だけでなく、国民から人類、生き物全ての誕生を祝って1年365日祝日にしたら、ついでに同じ戦争犯罪者のヒットラーの誕生も祝ったらどうだと言いたくなります。

 さて近づく総選挙。自公民のように国会から地方議会に至るまで議員バッジの心地良さが悪政を産むのなら、彼らのバッジを引き剥がすことが世直しの一歩です。

 失業、倒産、自殺、戦争の準備・・すさまじいまでに人間を破壊する者達に怒りをこめ、憲法を大切にする議員の拡大を目指します。皆さんはどうされますか。

2003年7月「お元気ですか」183号