発言させない議会とは何なのか

 春の兆しが感じられるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 さて先月の2月議会は投票意欲がありながら、寝たきりや精神的な障害で外にでられない人や、病院が投票の便宜をはからないために投票できないケースを取り上げ改善を求めました。

 3月本会議では介護保険条例、個人質問でインフルエンザ予防接種、国際化時代に対応するための指針、住民基本台帳改悪を取り上げました。

 議会の自殺行為ともいえる質問時間の制限(3月議会は一人あたり10分)が自民、公明、民主などの多数で強行されてから、質疑しようにも時間がたりないいらただしさを覚えています。なお7名の刷新クラブは誰も本会議質問せず、自民、公明の質問者は一人だけで時間を持て余している有様。「36名全員が発言意欲を持っているから時間制限が必要」と主張しながら、その根拠を自らくつがえしています。

 今回、所属する民生産業委員会での質疑後に総務や文教委員会での質疑を求めましたが、公明・民主などの反対で発言できませんでした。所属委員会でなくても発言できる規定は議会の活性化のためにも活用すべきと思っており、今後の課題にしたいと考えています。

2000年4月 「お元気ですか」より