誰のための卒業式

 

 ご無沙汰していますがいかがお過ごしでしょうか。

私はおかげさまで元気に議会や地域で活動しています。

 

 さて2・3月は卒業式の季節。子どもの成長をみんなで祝い4月からの入学や就職などを励ますのが卒業式だと思うのですが、そうではない人達もいるようです。

 

 新聞で「神奈川では自民党の県議全員が日の丸・君が代の確認に、県立高の卒業式に出席」と報道されていました。「おいおい日の丸・君が代のための卒業式と違うぞ」と言いたくなります。わが大阪でも「1万5千人しか殺していないのに南京大虐殺というのは世紀最大のウソ」という集会を後押しする自民党府議もいて、天皇教のマインドコントロールから目覚めないままに、世紀を迎えるこれらの人には憐憫の情を感じずにはいられません。

 

 息苦しい社会ですが、卒業生には大人の思惑なんかふっ飛ばして自分の道を力一杯生きて欲しいと願っています。

 

2000年3月 「お元気ですか」から