イラクへの軍事攻撃の即時中止を求める決議
議員発第11号について、趣旨説明をいたします。
本決議は、米英によるイラクへの軍事攻撃の即時中止を求めるものであります。以下、決議を読み上げ、提案いたします。
米英によるイラクへの軍事攻撃の即時中止を求める決議 アメリカのブッシュ政権は、3月20日、イギリスとともにイラクへの軍事攻撃を開始した。 今回の米英によるイラクへの軍事攻撃は、国連憲章が禁じた先制攻撃であることは明白であり、世界の平和の秩序ある体制を築こうとしてきた諸国民の努力をくつがえすものである。
また、この戦争は、イラクの大量破壊兵器の廃棄に向けた査察の継続・強化による平和解決の道が開かれていたにもかかわらず、その方向を力ずくで断ち切った。
さらに、この戦争は、罪なき人々の命を多数奪い、傷つけるものとなり、次に「人道的立場」とありますが、「人道的立場からも」というふうに訂正を願いたいと思います 。人道的立場からも許されない。
国民の多数が戦争に反対しているときに、米国に追随し、この無法な戦争を支持した小泉内閣の態度は容認できない。 よって、本市議会は、米英が、イラクへの軍事攻撃をただちに中止すること、日本政府が、憲法の平和条項の立場に立ちかえり、米英の武力行使に対する「支持」を撤回することを強く求めるものである。 以上、決議する。
平成15年3月26日 大阪府茨木市議会
以上のとおりであります。議員各位のご賛同をお願い申しあげ、提案説明とさせていただきます。
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