文教人権常任委員会
12月 健全育成条例の全面改正について
◆大阪府が府条例でこれを定めて以降、どれぐらいの自治体が、健全育成条例の改正を行ったのか。
◆現在の条例と今回提案されている条例との大きな差異はどこだと思うか。 予算質疑
◆学校の受付員制度について、大阪府下の実態はどうか。本年度の予算はどれぐらいか
◆逐一、受付簿に、いつ、何の用事で、だれと会うのか記載させるが、れまでの開かれた学校づくり推進を踏まえた形で対応できるよう受付員の方への教育がいるのではないか。
◆ある公民館の責任者が私が行ったときに、行ってから帰るまでずっと長電話をしておりました。それも世間話。市民の方から電話があったらどうするんだろうと。ずっと通話中ですから、ツーツーということしか聞こえないですね。市民の方が出入りするときについても、会釈もしなければ、あいさつもしない。帰るときも何もない。長電話をずっとやってる。この方が元学校長と聞いて私はびっくりしましたけれども、やっぱり仕事をするためにそこにいてるんですね。長電話をするためにそこにいるわけでは全然ないんですよ。市の施設で仕事をなさっている、その自覚をぜひ出先の公民館であろうと、どこであろうと、持っていただきたい。
9月 生涯学習センター条例について
◆条例の第7条の許可制限の実例はどの程度あったのか ◆第9条の使用料の前納と後納について、また現状は。
◆別表第1に定める時間帯と利用料金の設定について。 ◆別表第3の目的外の使用料金で喫茶コーナーが月額1万5900円は安すぎるんではないか。 ◆天変地異などで使えなくなった場合、利用者が還付申請書を 書くのではなく、役所から返却すべきではないか。
6月 質問内容
◆今年の茨木市民マラソンで盗難事件が起きたが、何人の方が被害に会われたのか。知った時点で放送したのか。被害者へのお詫びはしているのか。担当部長や教育長はいつ知ったのか。教育委員会には報告があがっているのか。盗難事件の発生を知ってからの対応を時系列に説明されたい。またこれまで盗難事件はなかったのか。今後の対応についてどう考えているのか。
◆学校福祉関連施設については禁煙に向けた積極的な取組みが必要ではないか。またスポーツ関係者に喫煙者が多いが、禁煙に向けた取組みがいるのではないか。現況はどうか。他市の教育施設での対応を調査しているか。他市の状況はどうか。
◆「子どもの学校規範に関する調査」では「学校で一番大切なことは勉強すること」だと思っていない生徒が中学女子で6割に達している。それでは生徒が「何を大切と思っているのか」教委の認識はどうか。
◆生徒手帳に記載の校則を見ると、太田中の「公共の施設に許可なく入らない」、北中の「昼休みグラウンドで遊ぶとき以外は学生服を脱がない」など細かい規定や意味不明のものが多い。一定改善され、西陵中、平田中では生徒自身で検討し決めてきた経過もあり、大いに評価しているが、細かすぎる校則が残っている学校は検討すべきではないか。
◆春日小学校の校歌は「とわに変わらぬ操を持て、至誠勤勉一筋に、共につくさん国のため」という文語体になっている。いつから歌われているのか。低学年の児童には理解できないばかりか、内容的にも疑問を持つ。また豊川小学校の友垣六百人」、西中学校「800」と生徒数が盛り込まれているが実数からかけはなれている。どのように教委は考えているのか。
◆制服、指定服の経費が高いのではないか。制服も清潔を保つとなれば2着必要になり6万円もかかる。またおしゃれをしたらあかんという内容もあるが、自分に似合った服装を考えるのは当然のことで学校が介入しすぎではないか。
◆外国人英会話指導助手の今後の対応について。
3月 鳥インフルエンザと学校での動物飼育について 鳥インフルエンザの流行をきっかけに、学校での対応や教訓はどうか、幼稚園、小学校、中学校における動物飼育の実態と、動物愛護の精神や生命の大切さを育む飼育のあり方について下記のように質しましたが、まだまだ教育委員会や学校の意識は低いようです。 @鳥インフルエンザの影響が大きいニワトリ、チャボ、七面鳥、うずら、ウコッケイ、アヒルはどの程度飼われているのか。 A鳥インフルエンザが問題になってからどのような対応をしてきたのか。 B全ての学校で飼育されているのか。 C学校ではどのような動物を飼育しているのか。 D学習指導要領における動物飼育の位置づけはどうなっているか。 E事務分掌の中で動物飼育の担当者は置いているのか。 F担当者間の研修や研究会が行われたことがあるのか。 G日本学術会議、科学教育研究連絡委員会、獣医学研究連絡委員会が「学校における動物飼育の提言」をまとめ、文部科学省は「学校における望ましい動物飼育のあり方」を小学校に配布していると思うが、これは活用されているのか。 ◆「茨木の歴史」は史実に沿い分かりやすいものに 本会議で時間が足らなかった「茨木の歴史」について、元号中心の記載の分かりづらさ、時の長さの理解しにくさ、記述全体の一貫性のなさ、元号が始まってから空白の期間があり表現できないこと、中学校の日本史も西暦中心であることなど具体例をあげて指摘した結果、「今後の作成の時に見直しする」との答弁がありましたので見守りたいと思います。 しかし太田茶臼山古墳(継体天皇稜)については、誤解を生む記述をまだ続けるとのことですので、幾度でも指摘し続けたいと思っています。 また臓器移植推進のパンフレットについては、何を新成人に配布するのが適当か検討したいとの答弁があり、次年度から見直しされるものと思っています。 ◆「障害」児介助員のサービス労働の是正を 「障害」児童・生徒のために介助員が配置されています。しかし勤務時間外も会議など参加せざるを得ない実態があることから、契約に基づいてサービス残業がないように、また契約更新も適正に行われるよう求めました。 ◆社会教育施設における印刷機の開放を 何度も議会で要望してきましたが、 NPOや市民活動を促進するのが自治体の役割だとして「活動するのにビラの印刷は欠かせない。100枚から1000枚前後となるとコピーや印刷屋さんでは経費的に無理がある。身近な公民館の印刷機を開放する考えはないか。枚方市などは使用の際の規則を作って開放している。一刻も早く開放していただきたい」と改善を求めました。◆外国人英会話指導教師は法律違反の委託から直接雇用に 小学校、中学校に外国人の英語指導を招く事業に新年度で 2365万3千円の予算が提案されています。問題は派遣される外国人教師を市が直接雇用ではなく、入札を経て小学校は全研、中学校はノバに業務委託している点です。これは法律違反ではないかと追求しました。委託は全ての権限が委託された個人や企業に任され、学校長の指揮監督が及ばないものとされています。これは学校教育法や実際の学校運営ではありえないことです。教師は学校長の指揮の下に働いているはずで、そうなると委託ではなく派遣法の適用というのが法律の解釈です。この問題に取組んでいるゼネラルユニオン、大阪ユニオンネットワークは法律違反の委託を止めるよう取組んでいます。 派遣法が「派遣後、本人が希望すれば派遣先に雇用義務が生じる」ことなどが規定されていることから、制約の多い派遣ではなく委託になっているものと思われます。派遣、委託いずれでも、市が契約する場合、法令を遵守している業者であることが大前提です。しかしノバや全研が社会保険法や労働法の違反を繰り返し、教師が無保険、無権利の状態に置かれてきたことは知られており、この点も大きな問題といえます。 また誰を派遣するかは業者が決定し、教育委員会も学校長も面接すら行っていません。違法の業務委託ではなく、教師が経験を積んで教育の質が上がる直接雇用を求めました。 ◆教育現場を大切にする教育委員会に 投書があり教育委員会幹部の「男は女を守り、女は女らしく」など男女共生の理念に反する発言や、「職員がいじめにより、精神的な病気に追い込まれた」との内容がありました。事実の有無と、今後このようなことの無いよう指摘しました。 その他、 2001年4月審議会等委員の選任基準等に関する指針に沿い、公民館長などが高齢になり、引退してもらう時には、事前から当事者の心情に配慮しての対応を求めました。 |