１９９７．２．４　選挙　「新社会」

　

大阪府茨木市議選　山下さん当選
　

　　　　　　　　　市民との交流実る

　大阪府茨木市議選は一月二十六日、投票・即日開票され、新社会党の山下けいきさんは二千二百十六票を獲得二十一位で当選し、六期目の議会活動に挑戦することになった。
　定数三十六に対し、四十一名が立候補した市議選で、多くの候補者は連呼中心で活発な政策提示をしなかった。その結果、市民の関心も低く投票率は前回を七%も下回り(四六%)過去最低だった。山下さんはそんな市議会に一石を投じるため「市会議員の役割は議会で質問し、行政をチェックするこ一とにある」と訴えた。選挙ポスターにもこの四年間の本会議での質問項目を詳しく掲載、掲示板の前で立ち止まってポスターを読んでいる市民の姿も数多く見られた。
　新社会党大阪府本部書記長の重責を担う山下さんは、地域では「市民派山下」として幅広い市民との交流を行なってきた。選挙戦もそんな山下さんらしく労働者、女性、高齢者、若者、自営業者、在日外国人、障害者など日常生活で連帯してきた人々の楽しい「交流の広場」となった 。