茨木市議会議員 山下けいきHP

 

   1995.3.9 読売

 見直し求め要望書 
 
茨木、箕面の議員ら

 建設中の公園都市直下に活断層

 茨木、箕面両市にまたがる北部丘陵で建設中の複合都市・「国際文化公園都市」の直下に活断層が走り、耐震性への不安が広がっていることから、両市の議員や市民グループが8日、事業主体の府に計画見直しを求める要望書を出したあ。
 茨木市の山下慶喜議員(市政ク)、箕面の藤沢純一議貴(無所属)ら三議員と、「市民ネットワークいぱらき」など二団体。計画では、モノレールや都市計画道路が、馬場断層(長さ8キロ)に沿うように走り、その真上に商業地域やモノレール駅が配置されることになると指摘、「活断層上に被害が集中するのはもちろん、周辺部にも甚大な費が安威をもたらすことは今回の震災で明らか。建造物の配置や用途地域の変更を含めた抜本的見直しは行政の最低限の責務だ」としている。
 国際文化公園都市は742ヘクタールに13000戸、5万人の住宅のほか、生命科学の研究施設や国際会議場などを作り、研究機関を誘致する。建設省の事業認可を受け、2012年完成を目指し造成している。