茨木市議会議員 山下けいきHP

 

     PTA資料情報公開  1994.9.27 毎日
                

 PTA文書の非公開決定

取り消し求め訴え  

茨木の市議

 茨木市教委が市内の幼稚園、小・中学校のPTA総会の議案などを公開しなかったのは市情報公開条例に反するとして、山下慶喜市議が26日、市教委を相手取り、非公開決定処分を取り消すことを求める訴訟を大阪地裁に起こした。
 訴状によると、山下市議は、市内の中学校で備品の一部などをPTAが負担していたことが明らかになったため、昨年11月、同条例に基づき、PTA規約と総会議案の公開を市教委に請求した。市教委は「PTAは公の支配に属さない社会教育団体。請求文書は保有していない」と非公開を決定。山下市議の異議申し立てに対し、市情報公開審査会は今年6月、「市教委の決定は妥当」と申し立ての棄却を答申していた。
 山下市議は「学校とPTAは一体となって活動する面が多く、総会議案などは学校内に管理保管されているはず。保有していないとの市教委の主張は成り立たない」と主張している。
 一方、村山和一・市教青長は「市教委の決定は正しいと考えている」と話している。