PTA活動 1993.6.17 読売
PTA活動と分離
基金集金
郡小を愛する会 会則を改正
茨木市立郡小学校のPTA役員らでつくる「郡小を愛する会」が郵便局の簡易保険の団体支払い制度を利用し、郵便局から支払われる割引金で学校備品を買ったり、慰安旅行したりしていた問題で、同会は16日までに会則を改正、PTA役員が会の役員を兼ねることやPTA地区委員に集金を強要することなどをやめた。
この日の市議会本会議で山下慶喜議員(市政クラブ)の質問に森本景文社会教育部長が明らかにした。森本部長は「かなり以前から地区委員が集金に当たっていたようだ」とし、市教委の指導で、PTA活動と明確に分離させた、と説明した。
同会は年間約100万円の割引金で茶道の茶碗などを購入したほか、約400万円の基金を積み立て同小に保管させ、集金方法と使途の不明りょうさが問題となっていた。