西日本入管センター関連 1995.11.8 産経
秘密交通権の確保を
西日本入国管理センター
市民グループ要望 茨木
入国管理法違反などに問われた外国人を強制送還時まで収容する施設として、今月1日、茨木市郡山地区に開設された「西日本入国菅理センター」について、市民グループが7日、収容者と弁護士が立ち会いなしで対面できる秘密交通権を確保し、この施設を視察できるようにすることを大阪入国管理局(大阪市中央区)に求めた。
同センターは、現在の同入管局の収容施設(定員約40人)が満杯状態となっ
ているため、法務省が移転を計画。平成5年10月に着工し、「茨木法務総合庁舎」として完成した。
違反調査業務を行う同入管局茨木分室、同入管局関西空港支局茨木分室も入
り、収容者の定員は約300人。出入国業務は今月下旬に始まる。
中し入れたのは、「RINK」(すぺての外国人労働者とその家族の人権を守
る関西ネットワーク)や「茨木入管収容所問題を考える会」など7団体。