2002.6.11　産経

　

　受講生名簿が流出

　

茨木市の市生涯学習講座

 大阪府茨木市の市生涯学習センターで開かれる平成十四年度の生涯学習講座の受講生名簿が、受講者に無断で市内の書店に渡っていたことが十一日、分かった。

　同市によると、流出したのは、十四年度に開かれる英会話などの十八講座の受講生四百二十五人の名簿。

　氏名、住所、生年月日、電話番号が書いてあり、同センターの職員が独断で、講座のデキスト販売を取り扱う同市内の書店に渡していたという。
 名簿は、受講生がテキストを購入するさい、書店側がどの受講生に引き渡したかを確認するために使っていたという。十三年度についても、受講生四百二人の氏名を書いた名簿が渡っていた。市は市個人情報保護条例に違反しているとして、関係者の処分を検討している。

　同市生涯学習課の酒井博課長は「名簿が流出したことは適切でなく、反省している」と話している。

この事件は受講生から聞いたもので、担当課に問題だと指摘し、議会で取り上げたものです。