茨木市議会議員 山下けいきHP]

 

2006.5.16 週刊 新社会

 

07参院選

今こそ市民の風を

7月7日にシンポジウム

 「憲法改悪を阻止するために、国政選挙で憲法を守ろうとする勢力、政党・会派の人々結束して市民とともに立ちあがるべきときではないでしょうか。従来のようにバラバラに選挙に挑むならば、改憲の流れを堰き止めることはできません。この危機的な状況を何としても乗り越える知恵と方法の結集が求められます」。07年参院選で平和の共同候補を実現するために、「今こそ市民の風を」と訴えるシンポジウムが77日、東京都内で開かれる。

 主催するのは集会実行委員会、「護憲共同候補擁立懇談会」(042月発足)と「『平和への結集』をめざす市民の風」(063月発足)2団体を母体に476(58日現在)が呼びかけを承諾している。

 シンポジウムでは、憲法改定に反対するすべての政党、グループが共同して参院選に挑み、国会で護憲勢力を拡大するために市民がどうするかを討議する。共産党、社民党、みどりのテーブル、新社会党、虹とみどりのネットに参加を求める。また、集会翌日には、各都道府県の中心メンバーの協議の場を設け、参院比例と選挙区で「平和共同リスト」「平和共同候補」の実現に向けた具体的方針を話し合う。

 

 シンポジウムの記者会見が428日、衆院第2議員会館で行われ、呼びかけ人の前田知克(弁護士)、小林正弥(「平和への結集」代表)、きくちゆみ()、國弘正雄(元参院議員)、萩尾健太(弁護士)毛利亮子(日本YMCA)、糸井玲子(日本キリスト教協議会会員)、塚本健(元流通経済大学教授)、布施哲也(前清瀬市議会議員)山下慶喜(いのちと平和の近畿ネット)の各氏が出席した。

護憲懇談会の前田弁護士は、「わが党わが党、俺が俺がでは政党や自分だけでなく国民が死んでしまう」と共同候補方式の必要性を訴え、「平和への結集」の小林代表も「バラバラでは平和勢力が負けてしまう」と危機感を募らせた。