茨木市議会議員 山下けいきHP]

 

 

日の丸強制反対 2002.3 新社会

議場の「日の丸」に抗議      
黒ネクタイで議会出席

    
 新社会党茨木市議の
山下けいきさん(新社会党大阪府本部委員長)は、今年1月から市議会議場に「日の丸」が掲揚されたことに抗議して、黒ネクタイを着用して議会に臨んでいる。
 茨木市議会では、自民党系会派から議場への「日の丸」掲揚が提案され、山下さんの所属する会派「元気市民」や共産党が反対したが、公明、民主などが賛成し、議長が1月からの掲揚を強行した。
 「日の丸」掲揚後初めて開かれた2月議会で、山下さんら「元気市民」と共産党の7名が、抵抗の意思表示としてミニ国連旗を机上に置いた。これに対して与党会派は懲罰動議を提出。3月議会の冒頭、陳謝の懲罰を決定した。山下さんらは陳謝を拒否、黒ネクタイを着用しているもの。
 山下さんは、議場への「日の丸」掲揚が審議された昨年12月議会で反対討論に立ち、「議場への『日の丸』の掲揚は、『国民のための国家から、国家のための国民』にマインドコントロールする役割を果たすものであり、国民主権の原則を歪めるもの。また反対する会派、議員に強制することは、思想および良心の自由を定めた憲法13条にも違反する」と、「日の丸」掲揚を厳しく批判した。