茨木市議会議員 山下けいきHP]

 

平和運動1994.8.5 産経
                 

今年も「平和マラソン

 新メンバー加わり継続

 

 平和を願って芦屋ー広島間をリレー走破し、6日に広島で行われる平和式典に参加する「平和マラソン」が、今年も行われた。昨年でラストランのはずだったが、平和への思いは尽きず、新たなメソバーも加わって継続することに。3日朝、芦屋市役所前をスタートしたメンバー9人は4日、広島・福山市に到着した。
 このマラソンは、ノーベル賞学者の故・湯川秀樹博士の平和運動に共感した芦屋市の故・三木政憲さんや静岡県の笠原竹一さん(78)らが、喜寿の77歳まで続けようと、昭和59年に開始。毎年、10人前後のメンバーがタスキをリレーしながら交代で数キロから数十キロずつ走り、4日間で約360キロを走破してきた。
 三木さんは第8回のあと病気で亡くなり、メンバーも次第に高齢化。スタート時の目標だった10回を終えたため、昨年でラストランにする予定だったが、趣旨に賛同した宝塚市逆瀬川の山崎博之さん(25)ら新メンバー3人が参加を申し出たこともあり、「カの有る限り平和を訴えていこう」と新旧混合メンバー9人で11回目のスタートを切った。
 3日午前8時半、北村春江市長らに見送られ「地球から核兵滞をなくそう!」と書いた横断幕を掲げて市役所前を出発したメンバーは、夕方、相生市に到着。4日は、午前6時半に同市を出て福山市を目指した。

 この日山下も一緒に走りました。