茨木市議会議員 山下けいきHP]

 

 1997.1.1 各種選挙を闘う 新社会

議会と市民結び数々の実績 

   議員活動の紹介 
 

     選挙は日常の延長で  6期目に挑戦
   
 新年のトップを切って闘われる大阪府茨木市議選(19日告示、26日投票、定数36)に、現職で新社会党府本部書記長の山下けいきさん(44歳)が6期目に挑戦する。
 山下さんはこの4年間唯一人、定例議会で毎回発言を続けてきた。議会は行政のチェック機関であり、議員の仕事は何よりも議会質問であるとの信念からだ。
 議会質問を基本にしながら、市幹部とも話合いを進め、多くの成果を上げてきた。
 その一つが情報公開。
 これまで山下さんは情報公開条例を作らせ、自らも百回を超える資料請求を行なってきた。行政の理不尽な非公開決定には、審査会への異議申し立てだけではなく、行政処分の取り消しを求めて裁判に訴え、全面公開や部分公開を勝ち取ってきた。
 昨年暮れの12月議会で建設中の新庁舎1階に行政資料を置く情報コーナーの設置と職員配置が決まった。これは「情報公開の手続きをする行政資料室が3階にあり、職員も配置されておらず、不便すぎる」という山下さんからの指摘によって市が改善したもの。またガイドヘルパーの派遣時間を11時間から四48時間に拡大させ、大震災で転入してきた「障害」者がすぐ福祉サービスを受けられるように、居住年数による制限も撤廃した。
 震災対策でも活断層の位置を入れたハンドブックの作成、学校の空き教室の備蓄倉庫への転換、社会的弱者優先を実現させた。
 さらに、朝鮮人を強制連行して造らせた旧海軍地下倉庫の保存運動、安威川ダムや北部丘陵開発への反対など市民運動を議会で取り上げて前進させてきた。
 今回の選挙は山下さんが仲間を増やそうと擁立に動いた予定候補を含め、10名を超す新人が立候補予定。従来よりも厳しい情勢だが、楽しく元気いっぱいに乗り切ろうと、老・壮・青が力を合わせている。
 山下けいき事務所のモットーは「選挙は楽しく」。楽しければ人が集まり、人が集まれば、選挙も元気が出るとの経験則から。事務所は市中心部、スーパー「ジャスコ」のすぐ近く。買い物がてらの支持者が立ち寄り、笑い声の絶えない事務所になっている。
 ありきたりの選挙はつまらない。候補者の持味をいかした選挙戦をポスターにも工夫をこらしている。写真は本人が激走する福知山マラソンを使う。ポスターだけではなく、告示日は得意の足をいかして市内全域を走り、有権者に若さをアピールする。なお、選挙運動は日常活動の延長でやりたいと、本人は選挙期間中も百三十部、「週刊新社会」の市役所配布を行なう。