重度障害者医療費助成制度の存続を求める請願 2004年5月31日提出、6月29日採決
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【請願趣旨】 障害者が生きていく上で「十分な医療の提供」は欠かすことができません。重度障害者も安心して暮らしていけるよう、大阪府は1974年から重度障害者医療費助成制度を実施してきましたが、この制度は、暮らしになくてはならない制度として、障害者・家族の中に定着して来ました。
障害者の多くは、自らの障害に対する継続的な診断・治療を、生涯に渡って必要 としています。また最初の障害が引き金となって、二次的な障害が発生したり、体力が不十分なため、ひんぱんに病気やけがにおそわれる人も数多くいます。また、自己主張のできない障害者には、こまめな健康診断が不可欠です。家から遠くの専門病院にかからなければならなかったり、入院すれば個室での対応や付き添いが欠かせないなど、保険外負担も深刻です。重度障害者医療費助成制度は、こうした障害者・家族がかかえる特別の医療負担を軽減するため、30年にわたりかけがえない役割を果たしてきました。
しかし大阪府は、「財政再建プログラム」(1998年)公表以降一方的に制度の縮小を準備し、今年11月からの一部負担金の導入、所得制限の大幅強化を強行しました。 重度障害者医療費助成制度は、障害者のrいのち」を守る上で欠かせない制度で す。私たちはいかなる理由からも、この制度の縮小に同意することはできません。 重度障害者医療費助成制度を存続させるため以下について請願いたします。
【請願事項】 1.大阪府の一部自己負担等導入後も茨木市として、現行制度存続にむけて必要な予算措置を講じるよう最大限努めてください。 障害者や福祉を口にする (敬称略、順不同)
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