茨木
1984 年12月17日 茨木市議会「非核平和都市宣言」に関する決議 世界の平和と安全は全人類の願望であります。にもかかわらず、核軍拡競争はとめどなく拡大しており、私どもは生存の危機に立たされています。日本は世界ではじめて広島・長崎の原爆の被災を受け、今もなお数十万の人々がその後遺に苦しんでいます。再びその惨禍を繰り返させず、人類を滅亡から救うために、核兵器の使用を許してはなりません。 私たちは太平洋戦争の苦しみの中から世界に誇るべき平和憲法を制定しました。その精神に基づき、核兵器の廃絶を世界の人々と共に強く主張し、「核兵器を作らず、持たず、持ち込ませず」という非核三原則の厳守を政府に求めます。 更に市民に向けて平和のための諸施策を推進することを誓い、ここに本茨木市を「非核平和都市」とすることを宣言します。 以上、決議します。 |