公共交通の安全確保等を求める意見書



 4月25目に発生したJR福知山線の脱線事故は、死者107人、負傷者が500人を超える大惨事となった。
 本市議会は、この事故により亡くなられた方々と、そのご遺族に対して深く哀悼の意を表し、負傷された方々に心からお見舞いを申しあげるものである。
 鉄道は、国民の足として公共交通機関の中でも、とりわけ利用率が高く、今後も高速化や輸送量の増加が予想されており、最も安全な交通機関としてめ信頼鯉急に回復する必要がある。
 また、航空輸送においても、目本航空機における6月15目に発生した前輪タイヤ2本が外れた事故をはじめ、エンジントラブルなどの事故が相次ぎ、』国民の不安が高まっている。
 このような公共交通機関における事故の背景には、効率優先、安全性を軽視した各社の経営体質があると言われている。
 よって、、本市議会は、政府に対し、公共交通機関におけるそれぞれの事故原因の徹.底究明を進めるとともに、公共交通の安全を確保するため、各事業者に対する強い指導を求めるものである。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。


平成17年6月22目


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