12月本会議 ◆市長、助役の退職手当 ついに1割カット市長 2544万円から2289.6万円へ、助役1332万円から1198.8万円へ私は長年にわたって市長の退職手当が4年間で2544万円はあまりにも高いと追求してきました。しかし市長は「見直す気はない」の一点張り。12月議会で全特別職の退職手当を3割カットする修正案を準備してきました。開会直前に、市長自ら削減する動きが判明。しかし内容は市長、助役だけの1割カットだったことから、予定通り元気市民、共産党の賛成を得て修正案を提出しました。結果は否決となり、市長案が可決されました。 しかし指摘し続けることによって、市長に府内で初めて手当カットを提案させたこと、議員自ら条例改正案を提出したことなど満足しています。ただ依然として高額なこともあり引き続き削減に取組み、府内、全国へも波及させていきたいと考えています。 ◆退職手当3割カットを議員提案 (私の提案説明の概要) 今回の改正内容は、市長、助役、収入役、教育長、水道事業管理者、常勤監査委員など特別職の退職手当を3割削減するものであります。 改正理由の一つは退職手当が時勢に合わないからであります。もともと現在の条例は1984年に特別職、教育長の退職功労金支給基準に関する要綱を条例化したものであり、 退職功労金を加味することの問題です。なぜ特別職なら誰でも無条件に功労があるとされ、功労金の対象となるのか。なぜ部長級以下の職員にはないのか。そもそも功労金という考え自体が時勢に合わなくなっていると私は考えています。 もっと問題なのは退職手当の額が、市長の場合、4年間で2544万円になるなど、市民感覚から大きくはずれた高額であることです。この額を市民の方に話しますと、桁が違うのではないか、特別職は特権階級だとの指摘もありました。なかには退職金そのものがいらないという声さえありました。 不況、倒産が続き、市民生活が苦しくなる中で、幾度も本会議で見直しを求めてきましたが、市長は隣接市と比べて高くないという枠から飛び出すことなく、昨年の12月議会でも見直しの考えはないとされていました。 今回市長自ら提出されたことについては評価しますが、カットが1割に過ぎないこと、対象が市長、助役だけであることなど、抜本的な改革からはほど遠いものであります。 今回提出した案は3割カットであります。3割にした理由は抜本的な改革ではないとはいえ、1割、2割では見直しといえない。やはり一定の見直しとなると3割以上になるのではないかと判断したからであります。 更には議会自ら改正案を出して見直しを求めることを、あたりまえの議会風景にしたいという思いも含めての提案であります。 ◆使用料30%、手数料100%値上げに反対 24件の使用料を30%、16件の手数料を100%の値上げが市長から提案されました。元気市民として、長期化、深刻化する不況の中で市民生活はだんだん苦しくなっており、使用料、手数料の大幅値上げは許さないという立場で質疑、討論しました。 委員会では「茨木の公共施設はお金に余裕がない市民でも気楽に借りられ、市民の文化活動に役立っているなど市民の自慢であった。市民会館、福祉文化会館、クリエイトセンターの使用率を高めるためにどんな努力をしているのか。料金設定にあたって、料金と利用率の関係を検討したのか。それぞれの使用料、手数料を検討したのなら値上げ率は違って当然なのに一律に30%値上げは安易だ」と指摘しました。 150円から300円に引上げされる手数料 @住民票、戸籍の写し、A証明発行カードの交付及び再交付、B印鑑登録証の交付及び再交付、C印鑑に関する証明、D破産に関する証明、E埋火葬に関する証明、F外国人登録に関する証明、G営業証明、H課税証明、I固定資産に関する評価証明、J固定資産に関する物件証明、K納税証明、L都市計画に関する証明、M消防に関する証明、N公簿・図面の閲覧、Oその他の証明 1200円に引上げされる手数料 道路等市有地と私有地の境界明示500円から1000円に引上げされる手数料 動物の死体処理手数料約3割引上げされる使用料 市民会館ホール・会議室、福祉文化会館ホール・会議室、市民総合センター(クリエイトセンター)ホール・会議室、市営葬儀、火葬場、霊安室、いのち・愛・ゆめセンターの会議室など、都市公園の庭球場・運動広場、公民館の会議室など、運動広場の運動場・庭球場、忍頂寺スポーツ公園の運動場・庭球場、ギャラリー施設、市民体育館 下水道 は11.8%、幼稚園の入園料は40%、月額保育料は43%、引上げられます。水道 の各種証明手数料は150円から300円に、指定給水装置工事事業者指定交付手数料は5000円から10000万円に引上げられます。以上の引上げにはすべて反対しました。 なお環境を守る立場から、市営駐車場の最初の 30分を100円から150円に、また市民プール駐車場の100円を150円に引上げる議案には賛成しました。◆出張所廃止は地元の理解がえられたのか 今回廃止される見山、豊川、三宅の出張所は茨木市に編入の際に設立され、50年近い歴史があります。豊川出張所の対象である宿久庄では、今でも茨木に出るという言い方が残っており、昔ながらの村の雰囲気や市内中心部への距離感を感じます。地元民の出張所への想いを考えながら質問しました。以下その内容です。 @見山出張所は379世帯、1275人、豊川出張所2379世帯、5958人、三宅出張所3151世帯、7380人が対象になっている。地元との話合いはいつからやってきたのか。合意は得られたのか。A車の免許のない人、また住民票自動交付機の操作になじめない人、特に高齢者は大変な思いをするのではないか。B廃止による財政的効果はどれぐらいか。C出張所の職員はどのように配置換えしていくのか。D現在の建物はどうなるのか。 ◆公共施設の洋式トイレを増やせ 先日年配の女性の方からお手紙をいただきました。内容は「五十鈴市民プールに膝の病気のリハビリに通っているが、プールには和式トイレしかない。膝が痛くて洋式しか使えないので行く勇気がでない。高齢化で洋式の需要が増えていくのではないか」というもの。 そこで市内公共施設のトイレについて、次のような質問をしました。 @車イス仕様のトイレは全て設置されているのか。また全てに洋式があるのか。和式と洋式の比率はどうか。A洋式が車イス用しかない場合など、体力の弱った高齢者なども誰でも使えるような表示にしているのか。B家庭で洋式が増える中で公共トイレは洋式が少なすぎる。洋式の比率を高めていくべきだと考えるがどうか。またトイレのドアに洋式、和式の表示をすべきではないか。 なお市長部局の総務部、市民生活部、健康福祉部、人権部、建設部で把握しているトイレの総数は710基で、洋式は35.5%、和式は64.5%であるとの答弁でした。やはりもっと洋式を増やすべきです。 ◆負担を軽減し本来の自治会へ @単位自治会数、加入世帯数、加入率、また自治会長報奨金はこの3年間どうか。A自治会への依頼は市広報など減っているが、今後も自治会が行政の下請けから、地域住民の自主的な組織になるよう市からの依頼は減らすべきではないか。B自治会長を集めての新年懇談会はどのような目的と内容なのか。要する経費とその主な内容は何か。市民から「廃止しては」の声があるがどうか。北摂各市は本市同様の新年懇談会を開催しているのか。 なお本年5月現在の自治会数は491、加入世帯数77307、加入率75%、報奨金総額1989万9千円との答弁でした。 ◆市長、助役、教育長のあて職を減らせ 市長に対し、土日は休養して市政全般のことを考えてはどうかと、以前提案したことがありますが、相変わらず地域の行事をはしごする状況のようです。今回は多忙の要因としてあて職が多すぎるのではないかと質疑しました。@あて職には条例等によるもの、国や府との関係から出てくるもの、また公共的性格を有する団体において、役職を担うものと幾つかに分かれる。また内容的にも名誉職に近い形式的なものから、実質的なものまである。市長、助役、教育長のあて職はどんなものがあるのか。A市長職に専念してもらうために、あて職を整理してはどうかと考えるが、市長の考えはどうか。 ◆IT弱者や拒否者の不利益を招かない配慮を @3年間のIT講習会への国の補助金、受講者の数はどうか。A使用されたパソコンはその後活用されているのか。Bパソコンの更新はどうするのか。CIT社会、電子国家、電子自治体など、新手の公共事業だと思う。パソコンが使えないと、仕事につけず社会からも取り残されるといった強迫観念を作り出されているがIT社会についていけない、また意識的に拒否する市民が行政上不利益をこうむらないための配慮がいるのではないか。 ◆安威川東部へのバスと歩道の見通しについて @今年は五十鈴橋の竣工もあって地元では期待が高まっている。昨年はバス事業者との協議ということであったが、どこまで話は進んでいるのか。 A府道富田目垣線は歩道整備が進んでいるが、鮎川交差点南部の歩道は未整備であり、京阪バスの利用、東雲公民館の際など危険な状況にある。特に高齢者や子どもの安全面から仮設も含め歩道設置が必要と考えるがどうか。またこの路線の進み具合はどうか。 ◆市はコードとカードによる国民管理に反対を @住基ネットでは84万人が拒否した横浜市や、国立市でのアンケート結果を見れば離脱すべきとの意見が多い。来年8月からICカードの交付が始まる。カードは40万文字の容量となり、高速道路で全ての自動車を監視する自動車Nシステムと同様、誰がどこにいるか分かる接触非接触共用型であり、人間Nシステムといわれている。韓国では携帯が任意から全員配布となり、やがて義務化され罰則も付くようになった。総背番号制、人間Nシステムは国によるコードとカードを使っての国民管理システムに他ならず、プライバシー、人権を侵すものであり許されないと考えるが市長はどう考えるか。 A住民票の申請は14万2千件、その内他人が申請する住所確認は能勢町と同率だとすると2万6千件となる。以前要望したがプライバシーを守る努力をされたい。 ◆ヤミ金融対策と本市独自の失業対策について @携帯電話を利用してのヤミ金融が社会問題になっている。消費者相談でどれぐらいの件数になっているのか。A市民に注意を促すと共に、市が相談受付をやっていることを知らすべきではないか。Bまた消費者の意識調査で石鹸製品の販売を調査しているがどのような結果になっているのか。石鹸への切り替えに向け努力されたい。 C堺のハローワークで求職者に対する調査資料がある。状況は茨木も同じだと思う。この中で失業時の市民税、国保料、教育費の減額措置を求める声、また市独自の雇用促進のための紹介事業を求める声があるが、本市はどのような努力をしているのか。 ◆イルミネーションへの税金はムダ遣いだ JRから市役所にかけてのイルミネーションに市は補助金を支出しているが、寂れた温泉地の歓楽街の雰囲気で、貧素で安っぽく、集客に役立っているとは思えない。電飾看板業者のためにやっているのか。税金、電気のムダ遣いであり、見直すべきではないか。 ◆減免申請のいらない料金設定に 市の公共施設を借りる際に、減免を申請する場合、申込書以外に減免申請書が必要となり印鑑もいる。高齢者や知的障害をもつ人が、いちいち印鑑を持ち歩くのは紛失の危険など問題がある。以前から申請書については簡素化するよう提案し、かなり進んできた。 最初から減免になる人の料金を低く決めておけば、減免の書類や印鑑も不要となり、手間も省ける。条例・規則の見直しは大変かと思うが是非改善されたい。 12月議会で質問した議員 ◆茨木市役所出張所条例の一部改正 @山下けいき(元気市民) ◆特別職の職員等の退職手当に関する条例の一部改正 @辻村惺(共産党) ◆手数料・使用料等の改正についての一括議案 @松島勝夫(公明)、A西田孝(民主市民)、B辻村惺(共産党)、C朝田充(共産党)、D阿字地洋子(共産党)、E岩本守(共産党)、F畑中孝雄(共産党)、G木本保平(刷新21) ◆平成14年度大阪府茨木市一般会計補正予算(第2号) @友次通憲(民主市民)、A村井恒雄(公明)、B上田光夫(民主市民)、C羽東孝(刷新21)、D松島勝夫(公明)、E中内清孝(刷新21)、F大谷敏子(民主市民)、G山下けいき(元気市民)、H岩本守(共産党)、I桂睦子(元気市民)、J畑中孝雄(共産党)、K福井紀夫(刷新21) 敬称略
愛国心のうた 世界の人が好きだから 田中哲郎憎しみの裏返しを 愛国心と呼ぶ人がいた 祖国の過ちを 歴史の中に見つめることは 他の国と争ったり いばったり、憎んだり 同じ旗と歌で進めば 戦争も正しく見える 小さな理不尽が いつか世界を燃やしてしまう
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